◉Use : Showroom
FACING ROOM
- O3
- やりがいと誇りを生み出す
アルミが織りなす回遊空間
◉コンセプト
Concept
- 不二サッシ千葉工場の組立場内に
ショールームを設計したプロジェクト - 設計・施工関係者や工場見学で訪れた地域の方々が、
工場見学へ行く際に通る組立場のルート沿いに、
新たにショールームを新設することで理解を深めてもらい、
不二サッシファンを増やすことを目指した。
![Photo](img_02.jpg)
ショールームは、柱間にアルミサッシの箱を設け、その中や外を回遊してもらいながら、不二サッシの歴史〜未来、代表的な施工事例、基幹商品やLED商品など、不二サッシについて幅広く知ってもらうようにした。
区画は腰壁や玉砂利など開放的がありながらもエリア感を出すようにし、利用者の回遊ルートを明確化している。更には、サッシ作製に使われる原材料などを、展示什器やオブジェ、ベンチにアレンジすることで、展示を廻りながら自然とアルミサッシの存在を身近に感じられる。
![Photo](img_01.jpg)
不二サッシの過去の事例を紹介する歴史展示エリアは、手がける案件の規模の大きさとその誇り・想いの強さを表現。
現物展示エリアでは、不二サッシの技術が盛り込まれている建物の現物の一部を実際に展示し、不二サッシの仕事の幅の広さを表現。
基幹商品エリアでは、実際の商品で間仕切り、基幹商品を屋外側、屋内側と両面を見ながら回遊できる。
プロダクトエリアは、不二サッシのLED事業部で近年開発を進めている、アルミを使った照明器具を展示。
LEDエリアは、建物らしさを表現しリアルな光の演出を見せることができる。
![Photo](img_03.jpg)
工場内にショールームができたことで、会社勤務をしている不二サッシ社員と工場で働く社員達との交流のきっかけを生み出し、更には、製品を造り出荷するだけで完成形を観ることが無い工場で働く社員達が、自分たちが作っている製品がどのような場所で使われているかを知る事ができることで働き甲斐を生み出す。
ただ商品を展示するだけではなく、多くの方の想いを結びつける場となった。
Specification
- 用途
- ショールーム
- 面積
- 568.0㎡
- 業務内容
- 設計・工事監理
- 住所
- 千葉県市原市八幡海岸通13
- U R L
- 不二サッシ株式会社
- 協力
- コミュニケーションデザイン Centro inc.
HENDERSON INC. - 撮影
- 矢野紀行写真事務所
- 窪田建築都市研究所在籍時担当案件