◉Use : Exhibition

AUTOMOBILECOUNCIL 2016
MAZDA BOOTH

O6
歴史を伝え、
未来を語る回遊空間
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◉コンセプト
Concept

1台1台の世界観を伝えながら
マツダのデザインの歴史を伝える
日本で初開催となるクラシックカーの展示イベント
「AUTOMOBILE COUNCIL」にて、
日本でのカーイベントとうことで、日本のブランドがメインとなり引っ張っていく!
という熱い想いから始まったプロジェクト。
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「CLASSIC MEETS MODERN 乗りつぐ誇り 乗りかえる愉しみ」をテーマに、空間を区切りシークエンスを作りながら、次への期待感を生み出す回遊型の空間構成とした。
マツダ初の量産型乗用車から始まり、1台1台の世界観を伝えながら、現代の新車へと繋げていき、マツダのデザインの歴史を一筆書きで伝える。

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ZONE1は、MAZDAがクルマのデザインを開始する1960年代のクルマを展示している。
真っ白の空間は、これから車業界での成功を目指そうと志した前向きな気持を表現しつつ、マツダカラーの黒と対比させることで、空間にメリハリを付けた。
ZONE2は1970年代を象徴するクルマと、貴重な青焼き図面や、当時のカーモデルを展示している。床をあえてむき出しにすることで、クルマのエンジンやガソリンなどの「マシン」という力強さを表現した。

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ZONE3は、1980~90年代に、現在の魂動デザインにも通じるマツダデザインのDNAとも言えるマツダらしさを追求し開発された「初代ロードスター」を展示している。さらに、その制作過程で作られるクレイモデルとその道具も合わせて展示し、クルマをデザインする過程も感じられるようにした。また、壁が次の空間へと続いていくデザインとすることで、回遊性を明確化しつつ、次への期待感を表現した。
ZONE4は、マツダの鼓動デザインを表現するコンセプトカーと、鼓動デザインと日本の伝統工芸をかけ合わせたプロダクトを展示し、これからのマツダデザインのデザイン感を表現している。このエリアでは他とは違うピリッとした緊張感を生み出した。

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ZONE5は、最新モデルのクルマと、魂動デザインを表現する最新のプロダクトを展示している。このエリアは、メディア発表の際にも使用するため、ステージや映像投影用のLEDパネルを設置。さらに、天井をルーバーとすることで、プレゼンテーション別でクルマの位置を変更しても、クルマへのライティングが同じくできるような照明設置をしても、天井がうるさくならないようにし、様々なプレゼンテーションへ対応できる空間とした。

Specification

用途
展示会
構造
トラス造
面積
540.0㎡
業務内容
基本設計・デザイン監修・工事監理
住所
千葉県千葉市
協力
映像 WOW.inc
施工
ムラヤマ
撮影
ナカサアンドパートナーズ
窪田建築都市研究所在籍時担当案件
NEXT PROJECT
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