◉Use : Tenant Building
PETIT CORE GOTOKUJI
- 12
- まちとの調和を図る
壁がずれた箱
◉コンセプト
Concept
- 世田谷区の豪徳寺駅前にある商店街の中に新築した
2階建てのテナントビル - 賑わいを見せる商店街を進むと、S字に曲がる道の正面に計画地は現れる。
マンションなど高い建物に囲われた場所で、
縦に伸びるカーテンウォールとモルタル調の壁が、
周囲に負けない存在感を見せる。
外壁には押出成形セメント板を素地で使用し、モルタルの雰囲気を残した。カーテンウォールにはカットTを使用し、スッキリとしたファサードを演出。2つの素材が合わさり、モダンで上品な雰囲気を創り出す。また、1階と2階でカーテンウォールと壁の位置をずらしたデザインとすることで、開きたい方向、閉じたい方向を調整し、周辺との調和を図る。
各階別テナント、1棟で同一テナントなど、どのような形でも貸し出しができるよう、エントランスの位置を2手に分けつつ、2階に上がる階段に1階からつなぎ合わせられるよう設計をし、フレキシブルな対応を可能とした。
Specification
- 用途
- テナントビル
- 構造
- 鉄骨造
- 面積
- 217.27㎡
- 業務内容
- 設計・工事監理
- 住所
- 東京都世田谷区豪徳寺
- 施工
- 醍醐建設
- 窪田建築都市研究所在籍時担当案件
